志進2017.06

持続可能な情報労連を創り上げる

2017/06/14

これまでの活動をより筋肉質に

7月20日、情報労連第56回定期全国大会を開催する。この大会は、向こう2年間の中期運動方針を確認・決定、役員の改選を扱う位置付けにある。

本誌において、先の2015~2016年度までの活動の折り返しの段階で、「自己採点では45点、後半の1年で残りの55点をどう積み上げるか」と申し上げた。大会での経過報告を前に、現時点で評価を述べるわけにはいかないが、ただ、「仲間づくり」については満足できる結果ではないことは明らかである。

さて、まもなく議案も校了を迎えようとしている段階にきているが、中期運動方針の重点については、これまでと同様、(1)仲間づくり(2)加盟組合対策(3)政策立案と遂行(4)政治活動の推進(5)社会的価値ある運動の推進─の5点。特に目新しいものはないが、新しいものを打ち出すより、これまでの活動をいかに筋肉質にするかが重要である。

新たな中央執行委員とブロック事務局長を対象とした「新任役員研修」と、県協議長と事務局長との間で加盟組合対策、政策の展開等の意識合わせをする「スタートアップキャラバン」を実施し、一連の取り組みを動かしていければと考えている。

また、財政課題も脇に置ける状況でなくなってきているが、一方で、連合においては地方会費の平準化、UNIにおいては会費の値上げの検討がなされている。引き続き「組織改革検討プロジェクト」のもと議論を継続するが、1年後の定期大会では結論を出し、持続可能な情報労連を創り上げていかなければならない。

2年後には参院選
民進党への期待

方針に基づいた活動を遂行した2年後は2019年。ILO設立100年、連合30周年、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック1年前であるなど、さまざまな節目や催しがあるが、その時も現政権が続いているだろうか。加計学園や森友学園問題をめぐって、政権の圧力が行政を歪めさせている疑念や、一部マスコミが恣意的に問題にかかわった個人を攻撃する始末。問われたことに答えない、「あるはずのものがない」と言う一方で、共謀罪のもと一般人が監視の対象となり丸裸になる危険性があるというのはどういうことなのだ。危機感より恐怖感が先立つ。国外に目を向ければ、北朝鮮がやりたい放題であり、現政権を利すことにも働いている。

2年後は参議院選挙が控えている。また、衆議院選挙もこの2年のうちに必ず訪れることになる。選挙後に選挙公約にないことが強行されることは何度も見てきたが、そのことも含めて、選んだ責任が有権者にはある。民進党には早期に、他のパフォーマンス政党と一線を画し、選ばれる政党になってもらうことを望むとともに、私たちも、向こう2年間の活動を通じて、取り巻く懸念を払しょくしていかなければならない。

柴田 謙司 情報労連中央本部書記長
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