ビストロパパレシピ2022.05

ごはんをいっしょに
食べたがる猫
小松菜と油揚げの
煮びたし

2022/05/13

わが家に保護猫がやってきて、もうすぐ4年。三毛猫で、名前はマリー。なぜか、家族から「マリーさん」と呼ばれている。貫禄があるわけでもない。生後3カ月から育てているのでまだ4歳なのだが。

オンラインで、会議も料理教室もやれるようになったことでこの2年、家に猫といることが多い。家族の食事作りのほかに、マリーさんのごはんも私が担当している。朝、スプーン3杯のカリカリを器に入れ、水を入れ替え、猫草が載ったプレートを出す。その後、おやつの器に猫用のおやつ「ちゅ〜る」を半量入れて出す。これが朝と、夕食のルーティンだ。

猫は、人以上に規則正しく過ごしたいようで、朝は食事を出すまで鳴いて付きまとう。夜は、ごはんが出てくるまで、視界から見えるところに座って、ずっとこちらをにらんでいる。食べ方も真面目。カリカリを食べて、猫草を食べて、水を飲んで。猫なのに、給食を食べるときに先生から言われた「三角食べ」をしている。

食べている姿がかわいくて、いつも近くで見ていたからなのかわからないが、マリーさんは、カリカリを食べるときに、そばで見てもらいたい欲求が激しい。部屋で仕事をしていると、ニャーニャーと鳴いてこっちを見る。呼ばれているのでついて行くと、カリカリを食べだす。これを1日何回も何回も繰り返す。

パパたちに、働きながら、家族で一緒に食事をしようという、トモショク(共食)を広めているのだが、どうやらわが家のマリーさんも、トモショクを実行してくれているようだ。規則正しく生活し、野菜(猫草)の摂取も忘れない。病気もせず健康で育って何よりだ。

マリーさんのお陰で、自分の生活ペースが安定しているのかも。猫草を食べている姿を見ながら、今日の野菜料理は何にしようかと考える日々。そうだ小松菜で一品作ろう。

調理時間

15分

材料(3人分)

  • 小松菜(1束)*8株程度
  • 油揚げ(2枚)
  • ごま油(大さじ1)
  • A
    • しょうゆ(大さじ1.5)
    • みりん(大さじ1)
    • 酒(大さじ1)
  • かつお節(少々)
  • 白ごま(少々)

作り方

  1. 小松菜を洗って3〜4センチのざく切り。油揚げはさっと水洗いして水気を絞り小さく刻む。
  2. フライパンを火にかけ熱くなったらごま油を加えて、小松菜の芯側の方を入れて強めの中火で炒める。葉と油揚げも加えて炒める。
  3. 2にAを加えてさっと炒めたらふたをして中火で2〜3分ほど蒸し焼きにする。火の通りぐらいと味を確認し白ごまを加えて、でき上がり。
アト辛おとな味:七味
子手伝い:小松菜の根元をしっかり洗う
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
猫を育てると、生活のリズムが整う
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービス開始。きょうの料理の出演など、楽しむ料理の普及・啓発を行う。株式会社ビストロパパ代表取締役。いっしょに作る料理動画を毎週末YouTubeでライブ配信中。ビストロパパチャンネルも開設。
新著「生き抜くためのごはんの作り方 : 悩みに効く16人のレシピ (14歳の世渡り術)」河出書房新社より2/26発売。
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