ビストロパパレシピ2026.10
鶏むね肉は、
ご馳走だひと口チキンカツ
2026/10/14

チキンカツが好きだ。
スーパーの肉屋さんで、揚げたてのチキンカツをよく買っていた。肉屋さんのお惣菜には、家とはひと味違うおいしさがある。ところが、その店が閉店してしまった。もう、あのチキンカツは買えない。
それなら、揚げるしかない。
使うのは鶏むね肉1枚。皮をとって細長く半分に切り、1センチぐらいの薄切りにする。小さく切るだけで、1枚からたっぷりのチキンカツができる。ひと口サイズだから火の通りも早い。鶏むね肉は、切り方一つでごちそうになるのだ。
衣には、ちょっとした工夫がある。まず、米粉と片栗粉を冷水で溶いたものに絡める。次に、溶き卵に粉チーズを混ぜたものをくぐらせる。最後にパン粉をまぶす。粉チーズのコクと塩気が加わって、ソースがなくてもおいしい。
鉄のフライパンに油を入れて180度に加熱。片面がきつね色になったら裏返す。油を切って、揚げたてにレモンを搾る。
カリカリ、さくさく。そして食べやすい。つい手が伸びて、食べすぎ注意だ。
鶏もも肉の唐揚げもいいけれど、ぼくはチキンカツの方が好きだ。お弁当のおかずにもなるし、パンにはさめばチキンカツサンドになる。子どもには、粉をまぶす係をお願いしよう。衣をつける作業は、手伝いにちょうどいい。
好きなお惣菜がなくなるのは寂しい。でも、それがきっかけで、わが家の定番が一つ増えることもある。買えないなら、作ればいい。作れるようになれば、食べたいときに揚げたてが食べられる。
食べたいものを自分で作ることができる。これって、人生が自由になるための近道なんだ。
調理時間
25分
材料(鶏むね肉1枚分)
- とりむね肉(1枚)
- 塩(少々)
- こしょう(少々)
- A
- 米粉+片栗粉+冷水
- B
- 溶き卵(大さじ1)
- 粉チーズ(大さじ1)
- パン粉(適量)
- 揚げ油(適量)
- レモン(適量)
作り方
- 鶏むね肉の皮をとり、細長く半分に切る。1センチぐらいの薄切りにする。
- 肉の裏表に塩、こしょうを軽くまぶし、Aに絡めて溶いたBを絡めてパン粉をまぶす。
- 鉄のフライパンを火にかけ油を入れ、180度に加熱。2を入れて揚げる。片面きつね色になったら裏返す。
- 油を切って揚げバットに入れる。好みでレモンを搾って食べる。
子手伝い:パン粉をまぶす
- ビストロパパのワンポイント・アドバイス
- 食べたいものを自ら作って、自由になろう。

滝村 雅晴 (たきむら まさはる)
パパ料理研究家・ありがとう料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。男性の家事参画や共食の普及・啓発を行う。料理初心者が、おうちでレストランメニューをオンラインでいっしょに作るビストロパパの料理塾を開講。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービスが人気。毎週料理動画をYouTube「ビストロパパCHANNEL」で公開中。「きょうの料理」「3分クッキング」等出演。
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