ビストロパパレシピ2026.03
忘れられない
揚げたて
サクサクの味ブリカツ
2026/03/13

そろそろ、売っている時間かもしれない。そう思って魚売り場をのぞくと、やっぱりあった。
ブリの切り身。しかも、半額。
最近は、ブリの値段もずいぶん上がったから、つい値引きシールが貼られているとブリに手が伸びて買い物カゴに入れてしまう。厚すぎず、薄すぎず。ちょうどいい切り身かな。
今夜は、ブリカツにしよう。実は意外に、慣れたら作りやすい料理なのだ。
まずは下処理。切り身に塩をふる。しばらく置いて、水気をキッチンペーパーで拭き取る。このひと手間で、臭みを取り、身を引き締め、うまみが残る。その後、米粉、卵、パン粉を順番にまとわせたら油に入れて揚げるだけ。
揚げたては、そのまま何も付けずに口へ。サクッというおいしい音が鳴る。ブリを買ってよかったと思う瞬間だ。
最初にふった塩が、すべてをまとめている。
だから、何も付けずに食べても十分にうまい。ソースをかけてもいいけれど、揚げたては、そのままが一番だと思う。魚の揚げ物で、万人に愛される味なんじゃないかな。
次の日、冷蔵庫から取り出したブリカツを、そのままかじる。衣は少し落ち着き、味はなじみ、また違うおいしさがある。ブリカツの余韻は、翌日まで続いた。お弁当にもいいね。
魚を食べる機会が減った、と言われる。
魚は値段も上がり、下処理に手間がかかるものもある。でも、ブリカツなら、また作ろうと思える。
魚屋でブリを見かけたら、きっと思い出すだろう。サクッという一口目の響き。おいしい音は、忘れないから。
今日も、あちこちの食卓に、気持ちのいいサクサク音が広がっているといいな。
調理時間
30分
材料(4切れ)
- ブリ(4切れ)
- 塩(適)
- 米粉(適量)
- 卵(1個)
- パン粉(適量)
- 揚げ油(適量)
- *米油使用
- A
- ウスターソース(適量)
- ケチャップ(適量)
- からし(適量)
作り方
- 切り身に塩を表裏ふって15分ほどおく。キッチンペーパーで水気を拭き取る。一つの切り身を3等分ぐらいに切る。卵を割って溶く。
- 1の切り身を、米粉→卵液→パン粉の順にまんべんなくまぶす。
- 鉄のフライパン(わが家は)に油を入れて火にかけ、180度にする。
- 2を油に入れる。カリカリに火が通ってきたら裏返し両面きつね色になったらバットに取り出す。
- Aのソースを付けて食べる。
子手伝い:ブリに米粉、卵液、パン粉をつける
アト辛おとな味:からし
アト辛おとな味:からし
- ビストロパパのワンポイント・アドバイス
- スーパーに行ったらまずは魚屋をパトロールしよう。

滝村 雅晴 (たきむら まさはる)
パパ料理研究家・ありがとう料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。男性の家事参画や共食の普及・啓発を行う。料理初心者がオンラインで学べるビストロパパの料理塾を開講。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービスが人気。いっしょに作る料理動画をYouTube「ビストロパパCHANNEL」で配信中。「きょうの料理」「3分クッキング」等出演。
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