特集2022.06

政治はやっぱり大切だ
経済も民主主義も その選択が未来を変える
「石橋みちひろ」が熱く語る
平和、労働──政策実現への思い

2022/06/14
3期目をめざす組織内候補「石橋みちひろ」参議院議員が、全国の仲間のもとで政策実現への熱い思いを語っている。政策実現集会で語った思いをリポートする。

期待に応える決意

働く者の声を政治の場に届けるという大事な使命を託していただいてから12年間。国会活動を通じて政策を実現し、皆さんの期待に応えるという強い思いと決意で国会活動にまい進してきました。

その結果、いくつもの政策を実現でき、国会では何百回も質問に立ちました。厳しい追及をしたことで、与党からも一目置かれる存在になったと自負しています。

政治が重要な局面にある中で、皆さんの声を国政に伝える大事な役割を「石橋頼むぞ」ということで、3期目に挑戦する決定をしていただきました。その期待に結果を出すことで応えていく、その強い決意をまずお約束申し上げます。

平和への思い

その上で、3点に絞って私の決意を皆さんと共有したいと思います。

1点目は、平和を守ること。ウクライナでの戦争をニュースなどでご覧になっていると思います。ひとたび戦争が起きれば、多くの尊い命が奪われ、弱い立場の人たちが追い込まれ、美しい街は無残なまでに破壊されます。これが戦争です。

日本の私たちは、過去の歴史を踏まえ絶対に戦争しない、させないということを平和憲法のもとに誓い合い、世界にも約束し、平和運動を展開してきました。

ところが、ウクライナでの戦争を機に、いまの憲法では国民の命を守れないとか、軍事費を倍増するとか、あろうことか核兵器を日本に置こうと言い出す政治家がいます。日本は2015年の憲法違反の安保法制で、アメリカと一緒に戦争ができる国に変わってしまいました。その上で、そうした人たちは、核兵器を日本に置くべきだというのです。こうした声に決して乗ってはいけません。平和憲法を守り、戦争しない、させない。平和を次代につないでいく。そのことをまず皆さんに訴えたいと思います。

人を大事にする政治

2点目は、人を大事にする政治を取り戻すことです。その中心に来るのは、まっとうな雇用であり、雇用の安心・安定です。同時に必要なのが、安心と安定の社会保障制度です。これらを作り直す仕事を私に担わせてほしいと思います。

国会議員12年間の活動の中で、労働法制の取り組み、社会保障制度改革の取り組みに深く携わってきました。労働者派遣法改悪や、働き方改革関連法制では、何度も質問に立ち、多くの附帯決議をつけ、改悪に歯止めをかけることができました。

日本では、貧困や格差の拡大が深刻化しています。高齢者や女性の貧困が広がり、子どもの貧困は先進国で最悪レベルです。

非正規雇用拡大の影響を最も受けるのは女性や若い世代の労働者です。今の日本社会では、結婚したくてもできない、子どもを持つことをためらう人がたくさんいます。こうした社会に未来はあるでしょうか。

政治の責任としてこうした社会を変えていかないといけません。そのために、まっとうな雇用のための労働法制改革、暮らしの安心のための社会保障改革、子ども・子育てのための仕事と家庭の両立環境の充実とともに、教育にお金のかからない社会を実現する必要があります。家庭環境で学べる環境や将来が左右されるような社会に未来はありません。私たちは教育にお金のかからない国を政策提起しています。こうした政策をぜひとも皆さんと一緒にやらせてもらいたいと思います。

野党を立て直す

3点目は、野党をもう一度立て直すことです。自民党の政治に対峙し、働く者の声を国会に届け、政策を実現するためには、力強い野党の存在が不可欠です。しかし、残念ながら現在は野党が分裂して力を結集しきれていません。力強い野党を作って近い将来の政権交代につなげていく決意です。そのためにも国会の中で活動する機会をいただきたいと思います。

そして、国民の命を守り、暮らしを支え、経済を発展させるためにも、情報通信政策が重要です。未来を創るためのICT政策を訴えていきます。

今回の戦いは、かつてない厳しい戦いになると言われています。何としても皆さんの期待に応える覚悟で戦い抜き、結果を出していく決意です。

私は労働組合出身であり、有名人でもスポーツ選手でもありません。私が政治活動をできるのは、皆さんの応援があるからです。皆さんの応援を引き続きお願い申し上げます。最後まで全力で戦い抜きます!

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