ビストロパパレシピ2017.01-02

甘い油揚げ作って、あったかうどんをお家で食べる喜びきつねうどん

2017/01/17

寒い季節になると、うどんが食べたくなる。立ち食い屋で気軽に食べる、あったかうどんを、たまには家で作ってみよう。

わが家では、必ず冷凍うどんのストックがある。かなり重宝する食材だ。流水で洗うだけ、レンジでチンしても1~2分で解凍できる。溶き卵と醤油をかければ、釜たまうどんのでき上がり。あっという間に、一品完成。鍋の時にも必ず入れる。なんといっても、子どもに受けがいい。

冷凍うどんがあれば、油揚げも準備しよう。甘く煮込んだ油揚げで、きつねうどんを作るのだ。いなり寿司にも使える、甘い油揚げは、鍋に出汁と調味料と油揚げを入れて煮込むだけで作ることができる。冷蔵庫で保存しておけば1週間ぐらいは日持ちもするので多めに作っても大丈夫。5枚入りの油揚げなら、半分に切るので10枚できる。

油揚げが入っているうどんは、なぜ「きつね」とつくのか。これは、きつねの好物が油揚げだから。どうやら、本当に好きらしい。油揚げの色もきつね色。「きつねうどん」は絶妙なネーミングだ。

きつねと言えば、稲荷神社。お稲荷さんの神様のお使いが「狐」とされている。その狐の好物が油揚げ。だから、油揚げで作った寿司を稲荷寿司と言う。

ちなみに、関西にある神社仏閣のうち参拝客ランキング1位が伏見稲荷。訪日外国人客ランキングでは全国1位だ。伏見稲荷人気のおかげで、きつねうどんや稲荷寿司が世界的に有名になっているのではないか。

甘辛い油揚げだからこそ、アト辛おとな味をかけてうどんを楽しんでほしい。おすすめはやっぱり、京都祇園原了郭の「黒七味」。

毎年正月は実家の京都に帰る。初詣は伏見稲荷大社へ。今年は、きつねうどんを食べて帰ろうかな。

調理時間

25分

材料(3人分)

  • 油揚げ
    • 油揚げ (4枚)
    • A
      • 出汁(500CC) ※昆布とカツオ節
      • うすくち醤油(大さじ1)
      • てんさい糖(大さじ8) ※砂糖でも可
  • うどん
    • B
      • 出汁(1200CC) ※昆布と煮干し
      • うすくち醤油(大さじ3)
      • 粗塩(小さじ2/3)
      • みりん(大さじ2)
      • てんさい糖(大さじ1/2) ※砂糖でも可
  • 冷凍うどん(3玉)
  • 白ねぎ(1/2本)

作り方

  1. 油揚げを2等分し熱湯で油抜きをしたら冷水でさまし水気を絞る。
  2. 鍋にAを加えて火にかけ沸騰したら1を加えておとし蓋をし、弱火で15分ほど煮込む。
  3. 鍋にBを入れて火にかけ温める。
  4. 冷凍うどんを流水で洗いほぐしたら3に入れて温める。器にうどん、つゆを入れたら2の油揚げを並べ、刻みねぎをのせてでき上がり。
アト辛おとな味:黒七味
子手伝い:油揚げを絞る・冷凍うどんを流水で洗う
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
家できつねうどんを作ると、稲荷神社の御利益がある(かも)。
滝村 雅晴(たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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