ビストロパパレシピ2024.11
ジブリ飯を楽しむ
お家ごはん目玉焼きトースト
2024/11/15
映画を観ていて「おいしそう!」と思わず手が伸びそうになる料理に「ジブリ飯」がある。スタジオジブリの映画には、日常的でありながらどこか温かみのある食事シーンが描かれ、視聴者を魅了している。見るだけでおなかがすいてしまう、そんな料理の数々を「ジブリ飯」と呼んで再現する人たちがいる。
ジブリ映画にはたくさんのおいしそうな料理が登場する。例えば『ハウルの動く城』のベーコンエッグや、『となりのトトロ』のサツキのお弁当など、どれもシンプルながらも魅力的。料理が登場するシーンは、キャラクターたちが大切な時間を共有する場面でもあり、映画のストーリーにも深く結び付いている。
今回はその中から『天空の城ラピュタ』に登場する「目玉焼きのせパン」を作ってみた。映画の中で、主人公のパズーが食べているこのパンは、シンプルながらも非常に印象的だ。本来の作り方はパンに目玉焼きをのせるだけ。今回はさらにアレンジを加え「目玉焼きトースト」としてマヨネーズやチーズを加えてみた。もっと簡単に作るなら焼いたトーストに目玉焼きをのせてもOK。休みの日に映画のシーンを思い出しながら家族で食べてほしい。
ジブリ映画に登場する食事シーンは記憶に残りやすい。これは、映画だけではなく、自分たちの暮らしでも言えることだ。ただ食べるだけでなく、料理そのものがストーリーや人生と絡んでくるのだ。
次にアニメで気になる料理を見つけたら、ぜひ「自分なりのジブリ飯」を作ってみてほしい。シンプルな料理でも、映画の世界に浸りながら食べると、いつもとは違ったおいしさを味わえて、映画のシーンのように忘れられない思い出になるはずだ。
調理時間
20分
材料(1人分)
- トースト(1枚)*6枚切り使用
- スライスチーズ(1枚)
- 卵(1個)*sサイズがおすすめ
- マヨネーズ(大さじ1〜)
作り方
- 卵を常温に戻し、器に割る。トーストを用意する。
- トーストの真ん中にスライスチーズをのせる。マヨネーズのふたをとりパンのふちを囲むように1周塗る。生卵の黄身が真ん中にきやすいようパンの真ん中をへこませる。
- 生卵をパンの中央に流し入れる。
- トースターで1000wで7分~10分ほど焼き、卵が焼けたら出来上がり。
*パンが焦げないように見ながら作ってください
子手伝い:卵割る パンにマヨネーズ塗る
- ビストロパパのワンポイント・アドバイス
- ジブリ映画を見たら食事シーンを覚えておこう。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる)
パパ料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。男性の家事参画や共食の普及・啓発を行う。令和6年度消費者支援功労者表彰ベスト消費者パートナー章受賞。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービスが人気。いっしょに作る料理動画をYouTube「ビストロパパCHANNEL」で配信中。「きょうの料理」「3分クッキング」等出演。