ビストロパパレシピ2017.03
シャキシャキレンコンと、ピリッと明太で食べる和風パスタレンコン明太パスタ
2017/03/16
家族みんなパスタ好き。次女は、パスタだとわかるとテンションが上がる。早く食べたそうに、食事の準備をしてくれる。
よく作るパスタは4ジャンル。トマトソース、オイル、クリームと和風。
中でも頻度が高いのが、トマトソースパスタ。トマト、ツナの缶詰セットがあれば、作れるので、買い物に行かない日に登場する。次は、キャベツとアンチョビのパスタ。半玉ぐらいキャベツが残っていると、ストックしてあるアンチョビ缶を使う。キャベツは多めがおいしい。
和風は明太パスタが好き。ただし、買い物は必要。魚屋の特売で、10腹入りの明太子を買うと作るのが明太パスタだ。これに合う野菜がレンコン。シャキシャキの食感を楽しんでほしい。さらに和風に仕上げるには、大葉とノリがお薦め。彩りも鮮やかになる。
パスタを上手に作るポイントは、麺を具と一緒に煮込むこと。表示時間の1分30秒前に鍋から上げて、フライパンに加えて和えたら、ゆで汁を加えて煮込み、好みの堅さに仕上げる。塩ゆでしたパスタとゆで汁の塩味が、いい具合に味を調えてくれる。
子どもが大きくなるにつれて、パスタをゆでる量も増える。男子なら1人前200g食べる時もあるだろう。そうなると、作るのも一苦労。大き目の28cmフライパンを用意しても、一度に上手に作れるのは300gまでだ。
子どもが大きくなったなと実感するのは、食事の量が増えていくとき。エンゲル係数が上がるかもしれないが、それは子どもたちが健康で大きく育っているからこそ。作った料理を食べてくれる相手がいる、いっしょに食べる相手がいるのは幸せなことだ。
フライパンいっぱいのパスタを作りながら、きょうも一緒に食卓を囲めることに感謝だ。
調理時間
20分
材料(3~4人分)
- パスタ (300g *1.6mm)
- レンコン (3節 25cm)
- 小松菜 (6株)
- 明太子 (2腹~)
- にんにく (2かけ)
- オリーブオイル (大さじ1.5)
- 塩 (少々)
- 粗挽きこしょう (少々)
- しょうゆ (小さじ1~)
- 水 (3リットル)
- 塩 (大さじ2)
作り方
- レンコンはスライサーで薄切り。小松菜はざく切り。明太子は皮をはがす。にんにくは薄切り。
- フライパンに、にんにくとオリーブオイルを入れて火にかけ、香りが立ったら、レンコンを入れて塩、粗挽きこしょうを加えて炒める。小松菜も加えて炒める。
- 鍋に水と塩を入れて沸騰したら、パスタを入れて表示時間の1分30秒前に上げる。ゆで汁は250ccとっておく。
- 2に明太子を入れて、ゆで上がったパスタを加えて和える。ゆで汁を加えて煮込み、しょうゆをかけて味を調えてでき上がり。
- ビストロパパのワンポイント・アドバイス
- パスタを作る量が増えたら、喜ぼう。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる)
パパ料理研究家。株式会社ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。男性の家事参画や共食の普及・啓発を行う。令和6年度消費者支援功労者表彰ベスト消費者パートナー章受賞。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービスが人気。いっしょに作る料理動画をYouTube「ビストロパパCHANNEL」で配信中。「きょうの料理」「3分クッキング」等出演。