特集2024.05

つながりを生むレク・文化活動を考える
労働組合「レク」図鑑!
労働組合レク図鑑!

2024/05/14
情報労連の加盟組合では、さまざまなレクリエーション活動が行われている。みんなで一緒に参加できるレクから、オンラインを活用したもの、気軽に参加しやすいように一工夫を凝らしたものなどたくさんのレク活動がある。今回はその一部を紹介。他組織の活動を参考にしてみんなでレクを盛り上げよう!

eスポーツ大会を開催 LIVE 配信で500人以上視聴

情報労連北海道ブロック支部「eスポーツ大会」

情報労連北海道ブロック支部では、青年女性研修講座やフラワーアレンジメントなど、全国組織も含め加盟組合の役員・組合員・その家族が、組織を超えて参加・参画・交流ができ、組合活動に触れるきっかけや次代を担う役員の発掘と育成につなげることを目的に、各種レクや講座を開催してきました。そのほかにも、7地区協議会(札幌、釧路、帯広、旭川、北見、函館、苫小牧)がそれぞれ、ビールパーティーや文化祭・スキーレク等を実施してきました。

ここ10年の中で、役員の減少や財政・コロナの感染拡大等の影響から、開催を断念することが多くなりました。そこで、集まらなくても交流ができる「eスポーツ大会」を開催することにしました。はじめに、2022年5月に予選会、6月に決勝を実施しました。

タイトルは「大乱闘スマッシュブラザーズSP」「スプラトゥーン2」の二つにしぼり、予選会はオンライン、決勝は感染対策をした上で、原則集合としました。

全道から31人が参加し、親子での参加も多くいました。参加者からは、「こんなに楽しいイベントは初めて」「子どもがとても喜んでいて次も必ず参加します」など、おおむね好評でしたが、運営と周知に課題を残しました。

翌年は第2回大会を2月予選会・5月を本大会とし、ともにオンラインでの開催としました。延べ人数では約100人の参加とLIVE 配信では500人以上の視聴がありました。

これまで組合活動にあまり接する機会がなかった組合員も興味を持ち、組合に触れるきっかけとなったと思います。今後も加盟組合が組織内外を問わずに交流できる何かを企画できればと考えています。また、全国の組合員が参加・共有できるものがあるとより楽しいと思います。

(報告:山根義治)

実際のゲーム画面

家族参加で地引網!
子どもと一緒に自然体験型イベント

通建連合エクシオグループ労働組合関西支部
「地引網&BBQレク」

エクシオグループ労働組合関西支部が2023年6月に開催したレクを紹介します。

コロナ禍で集合型レクをしばらく開催できていませんでしたが、状況的にも落ち着いてきたこと、組合員から開催を希望する声をいただいたこともあり、家族で参加できる自然体験型の「地引網&BBQレク」を開催しました。

大阪府泉南市にある岡田浦漁港で体験できる地引網は、大阪湾にはどんな魚がいて、どんな魚が取れるのか、わくわくしながら参加者全員で網を引っ張り、取れた魚を巨大水槽に放ち、大人も子どもも魚と触れ合うことができるものでした。

力いっぱい網を引いて魚と触れ合い、おなかがすいてきたところでBBQが始まります。新鮮な海の幸を焼きながら、タコ飯や魚の天ぷらなどの漁師料理も一緒にいただきます。

子ども向けのイベントとしてスーパーボールすくいを実施し、すくった数を競いながら景品をプレゼントします。そして、BBQが一段落したところで全員参加のビンゴ大会が始まります。ビンゴになった方には、漁協の方がきれいに処理した地引網で取れた魚がプレゼントされます。

今回のレクは大人70人、子ども45人の総勢115人に参加していただき、エクシオ関連労協のエクシオEG西日本労組とエクシオインフラ労組関西分会の組合員とも懇親を深める場となりました。参加した組合員からは「家族で楽しく参加できた」「子どもが魚と触れ合うことができて良かった」「魚がおいしかった」と楽しんでいただけたようです。

今後も、組合員同士の交流を図れるもの、一人でも多くの組合員が参加できるもの、さらには組合活動に興味を持っていただくきっかけとなるような、スケールメリットを生かしたレクを企画していきたいです。

(報告:多田佳祐)

子どもも参加して地引網

人気のショーを貸し切りで
組合員・家族も大喜び

NTT労働組合データグループ本部
「横浜八景島シーパラダイス家族レク」

NTT労働組合データグループ本部では、全国で勤務する組合員との接点強化を目的として、(テーマパークのショーの貸し切りやフットサル大会など)スケールメリットを生かした大規模集合型レクを実施してきました。

2023年は「横浜八景島シーパラダイス家族レク」を開催し、全国から631人が参加しました。内容は、横浜八景島シーパラダイスの開園前に特別に入園し、組合員とその家族のためだけの、ペンギンやイルカ等の海の仲間たちが出演する貸し切りショーを楽しむというものでした。

ショーが始まるとペンギンやセイウチなどのコミカルなパフォーマンスには笑いが起き、バンドウイルカのダイナミックなジャンプには歓声と拍手が湧き起こり、大いに盛り上がりました。

また、貸し切りショーの後は八景島シーパラダイスオリジナルグッズなどが当たる大抽選会を実施しました。

参加した組合員からは「人気のショーを貸し切りでゆったり見ることができて、ぜいたくなひとときでした」「抽選会で思いがけず大きなぬいぐるみが当選し、とってもうれしかったです」など喜びの声が多く寄せられました。

コロナ禍があり、久しぶりにこの規模での集合型レクを実施し、組合員の皆さんやご家族の笑顔あふれる中で交流が図れたことから、今後も創意工夫した集合型レクを続けたいと思います。また、コロナ禍の間に実施したオンラインでのレク経験も活用し、さまざまな形でレクを実施して、組合員の皆さんとのつながりを強め、各種組合活動の充実へとつなげたいと思います。

大勢の参加者で大盛り上がり

事業部対抗でソフトボール大会
垣根を越えた交流の機会に

ミライト・ワン労働組合東日本総支部
「ソフトボール大会」

ミライト・ワン労働組合では、レクリエーション活動を組織の活性化や役員育成に重要な活動と位置付け、組合員とその家族が楽しめるレクの企画・運営を基本に行っています。レク等を通じて組織の活性化や、コロナ禍により希薄になりつつある組合員、役員同士の「つながり」の醸成を図るとともに、若手役員の育成に重要な活動と位置付けて取り組んでいます。

ミライト・ワン労働組合東日本総支部で開催している「ソフトボール大会」は、合併以前から10年以上続くレクとして毎年開催し、日頃の業務ではかかわることのない組合員・管理職のほか、職場で一緒に働くコア会社の仲間も巻き込んで大勢の参加を集い、事業部対抗でチームを形成します。総勢150人以上となるのでチームの仲間との交流はもちろんのこと、対戦相手とも交流を図ることができ、仕事でのネットワーク(コミュニティー)の形成・拡大をめざしています。

参加した組合員からは、「普段仕事ではかかわらない方と同じチームで話すことができて、仕事でのネットワークが新たにできたのが良かった」「会社に入ってから運動ができていなかったので体を動かせて良かった」「同期と久々に話せて良かった」など多くの組合員から好評のご意見をいただいております。

毎年開催しているのでリピーターが多いことと、チーム(事業部)の団結力の向上につながり、仕事へのモチベーションアップにもつながっていると感じています。

今後については、リピーターが多いので毎年偏った事業本部の参加にとどまっているので、コア会社も含め、参加していない事業本部も参加できるようにアピール活動を継続していきます。また、ソフトボール大会だけではなく、レク活動を通じて、組合員同士がつながっていく取り組みを進めていきます。

(報告:田中佳樹)

事業部対抗でチームを形成

5年ぶりに集合形式のレクを開催
総勢113人で交流を深める

近畿ブロック支部協和テクノロジィズ労働組合
「大新年会」

協和テクノロジィズ労働組合では、毎年2回、夏と冬にレクリエーションを開催しています。今回は冬に実施したレクリエーションをご紹介します。

毎年行われる、夏季・冬季レクリエーションでは、組合員同士の交流および情報交換を目的とし開催しています。2024年1月に開催した冬季レクリエーションでは、新型コロナウイルスへの感染リスクも下がったことから、約5年ぶりに集合形式での「大新年会」を開催しました。組合員だけでなくそのご家族も参加可能とし、大阪(難波)会場として、レストランを貸し切り、組合員同士の交流を深めました。

大新年会では、ビュッフェ形式での食事の提供はもちろん、ミニゲームとして子どもたちも参加できる「vs執行委員長じゃんけん大会」や「ビンゴ大会」を行いました。

ミニゲームを通じ、業務上かかわりの少ない組合員同士でも和やかな会話が生まれ、会場は大盛り上がりでした。また「プレゼント大抽選会」を実施し、参加者の約半数が景品当選のチャンスがあるイベントを行い、特賞などを準備したことから、会場では一喜一憂する組合員で大盛況となりました。

今回の冬季レクリエーションは、大人83人、子ども30人の総勢113人にご参加いただきました。参加者からは「ビュッフェ形式だったことから家族で食事が楽しめた」「家族同士で交流ができていい機会だった」「ミニゲームと抽選会のイベントが楽しかった」と多くの好評をいただきました。

今後も、組合員同士の交流および情報交換ができるようなレクリエーションを企画し、より多くの組合員またそのご家族が楽しめるよう実践していきます。

(報告:高巣陽介)

組合員同士の交流の機会に

握力測定器を使って一工夫
分会室で気軽に参加できる企画を提案

NTT労働組合持株グループ本部ファシリティーズ東海分会
「我こそがぴったりハンドパワー」

NTT労働組合持株グループ本部ファシリティーズ東海分会では、創設時からレクを活動の柱の一つに据えており、10年前は、夏は暑気払いとしてのビール祭り、冬は新年会(もちろん高清水で鏡割り)を東海4県それぞれの職場で実施していたそうです。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大によって集合型でのレクを中止せざるを得ない状況に直面しました。そこで、若手役員を中心にオンラインでもできるレクを模索したのがきっかけで、現在もさまざまなアイデアを出し合いながら、レク活動を展開しています。

私が企画にかかわったレクを紹介します。集合レクの開催が困難な中で、(1)組合員との接点づくり、(2)分会事務室に気軽に来てもらえる環境づくり──の2点にこだわり検討を開始しました。たまたま分会室にあった握力測定器を使ったレクを思い付き、「我こそがぴったりハンドパワー」という企画を実施しました。握力測定器で21.0キロぴったりをめざすという企画です。やり直し、練習はなしで1回のみ。分会室で数日間期間を設け、気軽に参加してもらうように開催しました。インパクトがある景品として「肉」を選びました。ロケにも足を運び実施した結果、参加者は全組合員の3分の1にあたる約120人となりました。

私は、多くの組合員に組合活動に参加してもらうきっかけがレクの役割だと考えます。思い付きのアイデアでも、少人数の参加でも構わないので、実行に移すことが大切です。レクをきっかけに、仕事ではかかわることが少ない方とも気軽に会話するようになったとの声を聞きました。実際に組合員からの相談は増えていますし、レクを政治学習会と同時開催するなどの工夫もしながら、活動全体の活性化にもつながっていると感じています。今後は、分会組織を超えたレクにもチャレンジしていきたいと思います。

(報告:間瀬幸奈)

賞品は「肉」

オンラインも活用したスポーツフェスティバル
多彩な競技で一体感を醸成

KDDI労働組合
「KDDIスポーツフェスティバル」

KDDIグループで働く社員とその家族の「交流」と「会社を知ること」を通じて一体感を高めていくことを目的に、KDDIスポーツフェスティバルをKDDI労働組合とKDDI株式会社の共催で開催しています。

昨年11月11日(土)に開催した第9回KDDIスポーツフェスティバル2023は、リアル開催会場のLINK FOREST(KDDIグループの研修施設@東京都多摩市)をハブに、全国の10総支社拠点でのパブリックビューイング会場を設置するとともに、Zoomウェビナーにてオンライン参加も可能とし、参加者約1200人およびオンライン視聴約2700ビューとなりました。

土日を就業日とするグループ会社のため、動画コンテストやウォーキングチャレンジなどの事前参加プログラムを設け、当日は参加できない社員にも参加機会を提供するとともに、WEB参加者も含めた全員参加の早押しクイズやeスポーツ、お子さんの参加できるお邪魔玉入れや障害物競走、大縄跳びなど、多彩な競技で一体感の醸成につなげています。

開催後のアンケートにおける満足度は95%と大変好評であり、「社員間の一体感を高め、コミュニケーションを深める良い機会となった」「視聴者が参加できる企画(早押しクイズなど)があり、家族と一緒に視聴できた」などポジティブなコメントが多く寄せられました。

KDDI労働組合は、労使共催でのレクリエーション以外にも各地域や職場で組合員同士の交流機会につながるさまざまなレクリエーションを開催しています。会社業務ではつながることがない組合員同士が、組合活動を起点につながり、一体感が醸成できる取り組みを引き続き行っていきます。

(報告:早川英孝)

スポーツで一体感を醸成
特集 2024.05つながりを生むレク・文化活動を考える
労働組合「レク」図鑑!
トピックス
巻頭言
常見陽平のはたらく道
ビストロパパレシピ
渋谷龍一のドラゴンノート
バックナンバー