高騰する野菜
キャベツで乗り切るコールスロー
野菜の価格が高騰していた。8月9月と天候不順が続き、ニンジン、ジャガイモ、きゅうりや、ほうれん草など葉物が一時期高かったのでは。こればかりは、お天道様次第か。
そんな中、比較的に安定した価格で出回っていた野菜が「キャベツ」。農林水産省の「野菜を食べよう」プロジェクトのホームページでも、「キャベツが、お買い得の見込みです!!」と書かれている。キャベツは例年と比べて生育が順調で、安値傾向となる見込みだとか。そのとおりで、ひと玉100円ちょっとでずっしりとしたキャベツが並んでいる。
今の時期から出回るのが「冬キャベツ」。葉もしっかりしていて甘味もある。季節的にもロールキャベツなどピッタリの料理だ。
生でも炒めても食べられるキャベツは、料理しがいがある。8月に親子で出演した料理番組の『3分クッキング』でも「キャベツだけのお好み焼き」を紹介した。千切りキャベツに、米粉、炭酸水、鶏ガラスープの素、卵を混ぜて焼くだけ。焼きキャベツって本当においしい。
生で食べるなら「コールスロー」がおススメ。コールスローとは、細かく切ったキャベツに味付けしたサラダのこと。なんでも古代ローマ時代から食べられていた料理だとか。
コールスローのいいところは、作り置きしておけば、盛り付けるだけでサラダとして食べられるところ。ファストフード店のサイドメニューとして頼まれる人も多いのでは。
今わが家はコールスローブーム。千切りキャベツに塩、こしょうを加えてもむ。ツナ缶をオイルごと加えてあえ、酢とオリーブオイルで混ぜるだけ。ピーナツを加えるのがビストロパパ流。塩味が程よく効いて食感もよくなる。ニンジンも加えると彩りもよく甘味もます。これだけ料理を作っているのに、改めて定番サラダのおいしさに気付く。サラダの道もローマに通じているのだ。
調理時間
10分
材料(3人分)
- キャベツ(1/4カット)
- ツナ缶(1缶)
- ピーナツ(1/4カップ)
- 塩(小さじ1/4)
- こしょう(少々)
- 酢(大さじ1)
- オリーブオイル(大さじ1)
- はちみつ(小さじ1)
作り方
- キャベツを千切りにして、ポリ袋に入れ塩、こしょうを加えて軽くもむ。オリーブオイル、酢、はちみつ、ツナを入れてもんででき上がり。
子手伝い:もむ
- ビストロパパのワンポイント・アドバイス
- 家計の味方。キャベツを見直そう。