ビストロパパレシピ2017.08-09

一匹60円のイワシが、簡単調理で、おもてなし料理にイワシのにんにく焼き

2017/08/30

魚屋にお得な値段でイワシが並ぶ。理由がニュースで流れていた。ロシアが排他的経済水域でサケ・マス漁を禁止した影響で北海道の漁船がイワシ漁に力を入れ、漁獲量が昨年比5倍になっているとか。築地市場の卸値は昨年より4割安くなり、その恩恵が家庭にも回ってきているのだ。この日買ったイワシは、6匹で360円。安い!

冷たい海で獲れたイワシは、脂肪をため込み丸々と太って食べごろだ。丸魚を刺身にするのは、初心者にとってハードルが高い。内臓だけ取ってそのまま焼いておいしい料理を紹介したい。イワシのにんにく焼きだ。写真は頭が付いているが、そのまま切り落として、腹を切って内臓を取り、洗い流すだけなら簡単。魚屋でも、お願いすれば処理してくれるだろう。

魚の水洗い(下処理)が終われば、あとは焼くだけ。大き目のフライパン(28センチサイズ使用)に、オリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、イワシ6匹をこんがり焼く。油を少し多めに入れることで、揚げ焼き的な感じで火が通る。味付けは、塩、こしょうだけだが、このシンプルさがおいしい。

皿に盛り付けた後に、イタリアンパセリを振ると、さらにごちそうに見えてくる。ちょうどベランダで育てていたので、収穫してかけてみた。レモンを搾るのもおススメ。あっという間に、一匹60円のイワシが、おもてなし料理に早変わりだ。

わが家は、イワシを毎日食べている。ウルメイワシの丸干しを焼いて朝食で食べているから。近年、魚離れが進み、頭付きのししゃもが給食に出ると、食べられない子どもが続出するとか。娘のクラスでも苦手な児童が多いそうだ。

海に囲まれた日本の食卓に魚は欠かせない。豊漁のイワシは自然の恵み。栄養満点。親から子に、そのおいしさを伝えていきたい。

調理時間

20分

材料(3~4人分)

  • 真イワシ (6匹)
  • にんにく (3かけ)
  • オリーブオイル (大さじ3)
  • 粗塩 (適量)
  • 粗挽きこしょう (適量)
  • イタリアンパセリ (5茎)

作り方

  1. イワシは洗って、はらわた、エラをとる。にんにくは薄切り。イタリアンパセリはざく切り。
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ香りがたったら、イワシを左頭に6匹並べ塩、こしょうを軽く全体に振りかける(フライパンは28センチの場合)。
  3. 片側に焼き色が付くぐらいまで焼いたら裏返し、塩、こしょうを全体に軽くかけ、同じように焼き色が付くまで焼く。もう一度裏返して焼いたらでき上がり。皿に盛り付け、にんにくを乗せ、イタリアンパセリをかけてでき上がり。
アト辛おとな味:レモンを搾る
子手伝い:パセリをかける
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
豊漁の魚は、おいしくて安いから買い!
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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