ビストロパパレシピ2018.05

少量の油で、毎日揚げ物生活サバの竜田揚げ

2018/05/16

カロリーが一番高くて、料理の後片付けもひと手間がかかる揚げ物。これからの季節、できたてアツアツを食べながら飲むビールがうまいのも揚げ物。

料理を食べながら飲むより、私は断然キッチン飲み派。特に揚げたてをつまみながら、ビールを飲んで料理するのが一番好きな時間だ。しかも音楽をかけながら作る。iPad miniのAmazon Musicのアプリから、好きな曲を選曲。ミニスピーカーに、Bluetoothで接続して曲を聴きながらノリノリで揚げ物をする。先日は、ノリ過ぎて、家族からクレームが出てしまった。

わが家はカウンターキッチンなので、料理を作りながら、テーブルにいる家族と会話ができる。お客さんがいる場合も、作りながらもてなすことができるのだ。

食べることも楽しいけれど、出てくる料理を待つまでの時間が、また楽しい。お店でカウンターに座り、厨房の様子を眺めながら待つ時間。すし職人が握っているのを見ながら出てきて食べるすし。肉を囲みながら焼ける様子を見て食べるBBQ。鍋をグツグツ煮込んで待つ時間もいい。おいしい食卓とは、料理を作る様子をみんなで見ながら食べることだと思う。でき上がる料理を食べる自分を想像して唾を飲むのも幸せな時間だ。

調理しながら「この揚がり具合最高!」と、味見をするのは作る人の特権。だから料理はやめられない。

揚げ物は面倒かもしれないが、少量の油で焼き揚げのようにすれば片付けの手間もかからない。今回の竜田揚げは、少し大き目の鍋に1センチほどの油で十分揚がる。鍋が深ければ油はねも幾分か防ぐことができる。これなら毎日、揚げ物しながらビール缶をプシュッと開けるのも抵抗がないのでは。くれぐれも、飲み過ぎ、味見のし過ぎには気を付けて。

材料(2人分)

  • サバ(1匹 三枚おろし)*切身でもOK
  • 塩(適量)
  • A
    • 片栗粉(大さじ1/2)
    • カレー粉(大さじ1/2)
    • 塩(少々)
  • オリーブオイル(鍋に1センチぐらいの量)

作り方

  1. 三枚おろしのサバの腹骨を切り取り、骨抜き器で骨を抜く。塩を裏表振って15分ほどおいて3センチ幅に切る。
  2. ポリ袋に1とAを入れて袋の中でまんべんなく絡むようにもむ。
  3. 小さなフライパンや鍋を火にかけ、底が隠れるぐらいのオリーブオイルを入れて熱くなったら、2のサバの皮面を下にして揚げる。焼き色が付いたら裏返し両面カラリとするまで焼きあげたらでき上がり。
アト辛おとな味:レモン
子手伝い:ポリ袋でもむ
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
キッチンで、食べる揚げたてが一番うまい。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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