ビストロパパレシピ2018.07

ともに食事をする 「共食」
平均は週10・5回 あなたは?
手作りバニラアイスクリーム

2018/07/13

農林水産省から「2017年度 食育白書」が発表された。その中で、朝食または夕食を家族と一緒に食べる「共食」の回数は、2017年度は週10・5回となっている。国の目標は、2020年度までに週11回以上。朝晩1週間で14回のうち、10回はともに食事をしている結果をどう感じるか。

世代別にみると、20~50代で頻度が少ない傾向が出ているという。家族と一緒に食事をすることは重要であるという認識はすべての世代に共通している。「家族とのコミュニケーションを図ることができる」「楽しく食べることができる」が上位にくる。

では、「共食」の輪に自分は参加できているだろうか。家族と一緒に食事をすることが困難な理由は、仕事の忙しさが一番。20~50代では、3割強の家族が一緒に食事をする時間を作ることが難しいと回答している。特に、長時間労働者の割合が多い30代、40代が高い。働く男性を除く一家のだんらんが当たり前の食卓になっていないだろうか。

掃除、洗濯、料理と家事はあるが、まとめて休みの日にできないのが、毎日の食事。料理力を身に付けることで、ともに暮らす人たちの時間の自由度は上がる。まずは、家庭料理は誰もが作ることができるのだという認識を根付かせたい。

料理の最後にデザートがあると、ほっこりする。アイスクリームも簡単に作ることができる。ミキサーに入れてかき混ぜて冷やすだけ。固まるのに少し時間がかかるので、翌日のお楽しみにしておこう。こっそり作って冷やしておいてもいい。仕事が忙しくて帰れない時に、家族LINEに「冷凍庫に手作りアイスクリームあるよ!」というメッセージを投稿すれば、自分は家にいないけれど、心がつながった一家だんらんになるはずだ。

材料(3人分)

  • 生クリーム(100CC)
  • 卵(2個)
  • てんさい糖(大さじ3)*砂糖でも可
  • バニラエッセンス(少々)
  • レモン汁(1/8カット分)

作り方

  1. ミキサーに、材料をすべて入れて混ぜる。
  2. 容器に1を流し入れて冷凍庫で冷やす。
  3. 一度固まったらかき混ぜて冷やしてでき上がり(かき混ぜなくてもOK)。
アト辛おとな味:ブランデー
子手伝い:いっしょに作る
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
「共食」は回数も大事だけれど、つながっている気持ちも大切。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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