ビストロパパレシピ2015.10

スイートポテト

2015/10/30

子どもたちが芋掘りをする季節になった。スーパーに並ぶ、大きさが均一で太くて立派なさつま芋ではない、いろんな形をした芋を掘って帰ってくる。

今年、畑でさつま芋を育てている。たった2本の蔓を植えただけで、ひと畝がさつま芋の蔓と葉で埋め尽くされた。伸びた蔓が根を張らないように、蔓返しという作業をする。どんな大きさに育つか楽しみだ。自分が育ててきた芋なら、大きい小さいにかかわらず、愛おしい。

さつま芋は日持ちするし、料理にいろいろ使えて便利だ。安くて手軽なお菓子ばかりの時代の中、ふかし芋は子どもたちにぴったりのおやつだ。腹もちがいい。

さつま芋を輪切りにし、浸るぐらいの水と、少量のはちみつを入れて煮込めば、お弁当のすきまおかずにぴったりの「さつま芋のはちみつ煮」ができる。味噌汁の具に入れると、甘味を増して、いつもと違う一品になる。

もし、大きなさつま芋を掘ってきたら、ひと手間加えてスイートポテトを作ってみたい。調味料とマッシュした芋をこねて形を整えたらあとは、オーブンで焼くだけ。意外に簡単なのだ。太いさつま芋1本300~400g、これで小さなスイートポテトが10個以上できる。

買ってくれば、年中食べられるスイートポテトも、この季節に収穫したもので作るから味もひとしお。しかも、子どもが掘ってきたならなおさらだ。1本のさつま芋で、週末がワクワクするものだなとあらためて思う。

材料(小12~16個程度)

  • さつま芋(300g~400g)
  • バター(30g)
  • てんさい糖(60g) ※砂糖でもOK
  • 生クリーム(25ml)
  • 卵黄(1個)
  • A
    • 卵黄(1個)
    • 生クリーム(少々)

作り方

  1. さつま芋は皮ごと水洗いし、キッチンペーパーを濡らしてくるんでからラップで包み、電子レンジで5~6分ほど加熱。熱いうちにキッチンペーパー等使い皮をむき細かく潰す。
  2. ボウルに1のさつま芋と、柔らかくしたバター、てんさい糖、生クリーム、卵黄を順に加えて混ぜる。
  3. 2を鍋に移して火にかけて練って水分を飛ばし少し冷ます。12~16等分し好みの形に整え、クッキングペーパーを敷いた天板に並べる。混ぜ合わせたAを表面に塗り、200℃に予熱したオーブンで、約20~25分、表面に焼き色がつくまで焼く。
子手伝い:マッシュする・まぜる・形を整える・塗る
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
掘ってきたさつま芋は、おいしく食べて思い出にしよう。
滝村 雅晴(たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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