ビストロパパレシピ2016.05

具入りだし巻き卵

2016/05/18
食卓にあると、やっぱりうれしい。ちょい足しレシピで毎日楽しむ。

行楽弁当、運動会弁当に欠かせないのが卵焼き。子どもに人気なおかずは、パパも好きなことが多い。味もいいけれど、「黄色」のおかずが一品入ることで、見た目も鮮やかに。温かくても、冷めてもおいしい卵焼き。存在感が高い。

卵焼きの作り方、好みは人によって違う。わが家は夫婦そろって甘くしない派。そして、自分で作るときは、だし巻き卵派。さらに、具を入れる派。だしと具が加わることで完成品も大きくなり、お得感もある。入れる具によって、味が変わり飽きることもない。

相性がいいのは、海産物系。かつお節、のり、ちりめんじゃこ、しらすなど、いい味がでる。わざわざだしを加えなくても水を加えるだけでだし風味もついて一石二鳥だ。塩気もある。味噌汁を作るときにできただしを加えて作るときもある。ただし、だしが熱すぎると溶き卵が固まってしまうのでご注意を。

いつもの卵焼きを、ハート形にしてみよう。ふつうに切り身にするところまで同じ。横に倒して斜めに切り、片方を裏返し切った面同士を重ねるとハート形になる。幼稚園弁当を作っていたとき入れておくと、無邪気に娘が喜んでくれた(と思う)。

卵焼きの形が悪いときは巻きすを使う。作りたてで熱ければ、巻きすで卵焼きを巻いてしばらくおけば綺麗に形が整う。冷めると固まるので早めに対応を。

見事な卵焼き色にするためには、弱火でじっくり焼く必要がある。火が強すぎるとすぐに焦げ目がついてしまう。じっくり、じっくり、丁寧に弱火で焼く。丁寧に巻く。すると、ふわふわジューシーなだし巻き卵ができる。いい仕事をした証拠だ。

当たり前のように食べている卵焼き。実は、真心といっしょにつつみこまれたとっても愛情あふれる一品なのだ。

調理時間

15分

材料(3人分)

  • A
    • 卵 (3個)
    • 水 (大さじ3)
    • かつお節 (1つまみすりつぶし)
    • のり (1枚) ※手で小さくちぎる
    • 塩 (少々)
    • しょうゆ (小さじ1/2)
  • ごま油 (大さじ1)

作り方

  1. Aの材料を混ぜ合わせる。
  2. 卵焼き器を火にかけ油を塗り、1を1/3ほど流し入れて弱火でゆっくり焼く。手前に巻いたら奥に移動させ、手前に1の液を1/3入れて焼く。もう一度繰り返す。少し熱さが落ち着いたら切る。
アト辛おとな味:しょうゆと七味
子手伝い:卵を割る。溶く
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
卵焼きには、愛が包まれている。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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