ビストロパパレシピ2018.01-02

今年の目標は、「料理」を始める。お手軽ローストビーフ

2018/01/15

一年の計は元旦にあり。年が明けると、人は、何か新しく始めようと思うもの。新しい手帳に、今年の目標を書いている人もいるだろう。私は10年以上、手帳の巻末に1年でやることを書き出している。それがきっかけで、パパ料理研究家として独立起業もした。

昨年の11月に、家族のために料理を作る父親をもっと増やしたいと「パパの料理塾」を開講させた。5分でおつまみを作り、すぐビールで乾杯する料理塾だ。特徴は、受講後も盛り上がること。Facebookのメッセンジャーグループに受講生が全員参加して、習った料理を復習として投稿し合っているのだ。外部講師として料理教室をやるときの課題が、その日作るだけで終わってしまうこと。大切なのは、日常の家庭料理を作れるようになることなのに、イベントで終わってしまっては意味がない。だから受講後に学んだ料理を作ってレポートすることまでをセットの料理塾にしたのだ。参加したパパたちもお互いに褒め合うことで、モチベーションが上がる。参加者の妻たちは大喜びだ。

受講生には「パパ留守番チケット」を妻に渡してもらう。日付を書いて夫に渡せば、妻は自由にその日遊びに行けるチケット。子どもの世話、ごはん作りはパパにお任せ。夫婦ともに、気兼ねなく友達との新年会に行ける世の中にしていきたい。

そろそろ、料理を始めようと思っている人のために、今回は「お手軽ローストビーフ」を紹介。塩、こしょうをたっぷり塗り付けて、厚底の鍋で焼くだけ。手品の種明かしのように作り方がわかれば、実は簡単な料理だと気付くことは多い。まだ、今年始めることが決まっていない人は手帳に「料理」と書いて、毎月1品ずつ、このコラムの料理を作ることを目標にしよう。

調理時間

30分

材料(3人分)

  • 牛かたまり肉 (300g程度 ※ローストビーフ用)
  • にんにく (2かけ)
  • ローリエ (1枚)
  • 塩 (適量)
  • 粗びきこしょう (適量)
  • オリーブオイル (大さじ2)
  • 玉ねぎ (1/2個)

作り方

  1. 肉を常温に戻し、塩、粗びきこしょうを多めに塗る(肉の重さの1%ぐらい)。玉ねぎはスライスして水にさらして水気を切る。
  2. 厚底鍋を火にかけ熱くなったら、オリーブオイルを入れ、1の肉表面にすべて焼き色を付ける。ローリエ、にんにくを入れてふたをし、弱火で10分ほど蒸し焼きにする。火を止めて肉をアルミホイルに包んで冷まし、肉汁を落ち着かせてから、スライスする。
  3. 皿に肉と、玉ねぎを添えてでき上がり。
アト辛おとな味:ホースラディッシュ
子手伝い:塩、こしょうを塗る・玉ねぎを絞る
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
毎月1品新しい料理にチャレンジするだけで、料理好きになれる。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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