ビストロパパレシピ2018.11

もはや国民食
どれだけ揚げてもなくなる
鶏の唐揚げ

2018/11/13

先日、久しぶりにお弁当屋さんの「唐揚げ弁当」を食べた。容器いっぱいにごはんが詰め込まれ、輪ゴムで閉じられたふたからあふれ出る大きな揚げたての唐揚げが顔をのぞかせていた。

ある調査によると、日本人1人の唐揚げ消費量は年間240個とあった。月にして20個、1回の食事で5個食べたとして、月4回は唐揚げを食べていることになる。男性の場合は、ランチに唐揚げ定食を食べる機会が多いだろう。弁当も、唐揚げ弁当を選んでしまいがち。コンビニでは食べ歩きできる唐揚げも売っている。スーパーでは、鶏もも、むね、皮、軟骨と、部位ごとに唐揚げ総菜が並ぶ。居酒屋でも唐揚げをつい頼んでしまうし、最近では回転ずしでも、人気のメニューだ。まさに、唐揚げ包囲網。いつでも、どこでも唐揚げが食べられる国が日本だ。

大人気で全国に味自慢の唐揚げがあふれているが、やっぱり一番おいしいと思えるのは、ビールを飲みながら、自分で作った揚げたての唐揚げだったりする。音楽を流しながら、いつもより早めに夕食の準備を始める。

スーパーの特売で、メガ盛りの唐揚げ用鶏もも肉が1パック1キロ入りで売られている。多いかな?と思うのだが、1キロなんて、揚げてしまえば小さくなるし、つい食べてしまうので揚げすぎることはない。翌日のお弁当用に取り分けないと、なくなるぐらい、目の前に唐揚げがあれば食べてしまう。

今回味付けのポイントは、すりおろしリンゴ。しょっぱさの中に、甘いフルーティーな味が入ることで、唐揚げの味わいがよくなった。揚がった唐揚げを何度も振って油を切れば、時間がたってもカラっとしたままで味わえる。何回作っても、揚げたてに感動を覚える唐揚げ。行楽弁当に詰めて、紅葉狩りにでも出掛けませんか?

調理時間

30分

材料(5〜6人分)

  • 鶏もも肉唐揚げ用(1キロ)
  • A
    • しょうゆ(大さじ3)
    • 酒(大さじ2)
    • 塩(小さじ1)
    • にんにくチューブ(小さじ1)
    • しょうがすりおろし(1かけ)
    • 片栗粉(大さじ9)
    • すりおろしリンゴ(1/16カット)
  • 揚げ油(適量)

作り方

  1. 肉を室温に戻し、ボウルにAを加えてもんだあと、片栗粉を加えてさらによくもみこむ。
  2. 鍋に5センチぐらいの油を入れて180度にして1を入れて少し色が変わったら引き上げる。再び入れて二度揚げする。取り出すときにしっかり油を切る。
アト辛おとな味:黒七味 ・粗びきこしょう
子手伝い:鶏肉をもむ
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
唐揚げは、一度に1キロ以上揚げよう。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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