ビストロパパレシピ2019.08-09

共働き時代に合った食事作りをみんな模索している磯辺揚げ

2019/08/19

1980年1114万、2018年600万。これは、国内における専業主婦世帯の数。1980年614万、2018年1219万。こちらは、共働き世帯の数。見事に38年間で数字が逆転した。1980年と言えば私が小学4年生のころ。幼なじみのお母さんたちもみんな専業主婦だった。

母も私が中学に進学するまでは専業主婦だった。3度の食事はすべて母が作る。父は酒の卸の仕事をしている関係で得意先との会食が多く、平日家で食事をすることはなかった。

その時代から約40年が過ぎた今、自分たち家族のロールモデルとなる生き方は見当たらない。数年先の未来も予想しきれないぐらい、世の中の変化が早くなった。誰もが、試行錯誤しながら、自分たちに合ったライフスタイルを探しているように思える。

食卓の風景も様変わりしている。共働き世帯の増加により、働いて帰宅してから食事の準備をするようになる。レシピも時短が求められ、週末に作り置きをする料理本が大ヒット。帰りにスーパーで買ってお皿に移し替えるだけのお総菜などの中食市場は伸びる一方。2017年の総菜市場規模は10兆555億円。2007年の7兆9491億円から10年で26%も成長しているというデータもある。

わが家も今、共働き。晩ごはんの担当は、その時早く帰ってくる人が担当。カレンダーに帰宅予定時間を書いて共有。帰宅途中に「●●駅通過」と家族LINEに投稿。ネットを活用し、随時情報交換しながら食事の支度をするのが日常になった。

妻と娘のお弁当用に、晩ごはんのおかずは、弁当に詰める一品を意識して作る。簡単なレシピだと妻のレパートリーにも加わる。そうしてわが家の味も模索しながら増えていく。磯辺揚げも、そろそろ仲間入りするかも。

調理時間

10分

材料(2〜3人分)

  • ちくわ(4本)
  • A
    • 薄力粉(大さじ2)
    • 水(大さじ2)
    • 青のり(小さじ1)
  • オリーブオイル(大さじ2〜3)

作り方

  1. ちくわを斜め切りで半分に。Aを合わせ衣を付ける。
  2. フライパンを火にかけてオリーブオイルを入れる。ちくわをAにからめてフライパンに入れて焼く。
アト辛おとな味:七味
子手伝い:ちくわに衣をからませる
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
弁当に詰められるおかずを晩ごはんに作ろう。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓蒙を行う。(株)ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員。日本パパ料理教会会長パパ飯士。著書に『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)。昨年度NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日にダイアモンド☆ユカイさんとパパ料理紹介。
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