ビストロパパレシピ2020.01-02

人生予定通りにならない だから新しいものが生まれるナッツ入りポテトサラダ

2020/01/17

日々の生活や、仕事で、予定通りにいかないことがある。そんな時は、自分が意識や行動を何か変える知らせなのだ。そして、置かれた現状をすぐに把握して、次のアクションをどう取るかが大事だ。

一番してはいけないことは、そうなった原因をその場で追及し続けること。自分を責めたり、他人のせいにしたりして腹を立てること。そんなことをしても現実は何も改善されない。

2003年に長女が生まれて父親になった私は、料理に目覚め、「パパ料理研究家」になった。その最愛の娘は2012年1月12日に病気で天国へ旅立った。長女とともに過ごさなくなって8年がたつ。今年、別れてからの時間の方が長くなる。作ったパパ料理を家族4人みんなで食べる。そんな当たり前だと思っていたことが予定通りいかなかった。

悲しみは一生続く。乗り越えるものでも、忘れるものでもなく、その事実とともに生きていくだけだ。

そんな経験をしてから、自分の思い通りにならないときにも、冷静に物事を判断できるようになった。目の前の現実をとらえて、どうするか。物事には必ず理由があるはずだ。長女が私に教えてくれたことを胸に秘め、パパ料理を作り続け、伝え続けよう。

ポテトサラダを作るとき、いつもならキュウリやハムを入れて作っていた。ある日、両方ともなかったので、ナッツを砕き、料理塾で余ったピクルスを入れて作ったところ、今までで一番おいしくできた。予定していた作り方ではないけれど、こだわらずに受け入れて違う道を選んだことで新しい生き方に出会える。

思った通りにいかない時は、いつも長女が笑って応援してくれているように思う。

材料(4人分)

  • じゃがいも(4個)*男爵
  • さつまいも(1本)
  • ピクルス(1/2カップ)
  • 玉ネギ(1/2カット)
  • ナッツ(1/2カップ)
  • *アーモンド/カシューナッツ/クルミ/ピーナッツ
  • A
    • 塩(小さじ1/3)
    • マヨネーズ(大さじ5〜)
    • すし酢(大さじ1.5〜)
    • 粗びきこしょう(少々)

作り方

  1. じゃがいも、さつまいもをゆでる/蒸す/レンジで温め、皮をむきマッシュする。
  2. ピクルスを千切り。玉ネギをスライスして水にさらして絞る。ナッツは袋に入れて麺棒でたたいて砕く。
  3. ボウルに1とAを入れてあえてでき上がり。
アト辛おとな味:タバスコ
子手伝い:野菜を洗う・ナッツを砕く・マッシュする
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
目の前をしっかり見ていれば、道は開ける。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓発を行う。㈱ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。農林水産省食育推進会議専門委員。日本パパ料理協会会長パパ飯士。食コミュニケーションアプリ「FamCook」リリース。FamCookオンライン料理教室企画・講師。
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