特集2021.07

政治に変化を
政治に対する見方を変える
オンラインで政治啓発
議員自ら国会審議を生解説

2021/07/13
みちひろばオンライン

情報労連は、新型コロナウイルスの感染が拡大し、対面型の学習会やイベントの開催が困難になる中、オンラインを活用した政治学習会を開催してきた。

昨年12月には、第1回のオンライン政治学習会を開催。組織内・石橋みちひろ参議院議員が、組織内の各議員がコロナ禍でどのような政治対応をしてきたのかを解説。雇用調整助成金の特例措置をはじめ、組織内や野党議員が、雇用や生活を守るためにどのような活動を展開してきたのかを紹介した。

今年6月には、2回目となるオンライン学習会を開催。ここでも石橋議員が「第204通常国会」をテーマに国会動向を解説した。

5月に開催した若手役員学習会では、石橋議員が厚生労働委員会における田村大臣との質疑を、当日のやりとりを見せながら議員自らが解説した。参加した若手役員からは、「国会でどのようなやりとりをしているのかがわかった」など好意的な意見が寄せられた。国会審議の様子を街角で上映する「国会パブリックビューイング」を、オンラインで組織内議員が行う取り組みで、組合員と政治との接点を増やすために有効な取り組みと言えそうだ。

石橋議員は、YouTubeに「みちひろばオンライン」を開設。国会で議論されている法律や質疑の動向などを5分程度の動画にまとめて解説している。

近年は、政党もSNSや動画での情報発信を強化している。立憲民主党のYouTubeチャンネルでは、幹部の記者会見や街頭演説、生配信番組、政党CMなどを配信。また、国会動向を配信する「立憲民主党【りっけん】国会情報」というチャンネルもある。政治に関する情報発信の幅は広がっていることから、こうしたツールを活用した政治啓発活動の展開が重要だ。

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