ビストロパパレシピ2020.03

男性が育休取得したら、料理をマスターしようキャベツチャンプルー

2020/03/13

男性の育児休業の取得率が2018年度は6.16%だったと昨年6月に発表された。それから大臣の育休取得などもあり、あらためて男性の育休が注目されている。

遅々として進まぬ男性の育休取得であったが、ここに来て男性の育休取得100%宣言を掲げる企業が登場し、取得も進むのでは。

すると今度は男性育休の「質」がフォーカスされるようになった。育休を取得した男性のおよそ3人に1人が、1日当たりの家事育児時間2時間以下という調査が発表され「とるだけ育休」と呼ばれ出した。

そんな男性がいたら、ぜひ育休時に「パパ料理」をマスターしてほしい。自分軸で作る男の料理ではなく、家族を軸に作るパパ料理は、男から父親へとマインドチェンジするきっかけになる。赤ちゃんにおっぱいをあげられなくても、自分が作った料理を妻が食べれば、間接的にあげることになる。食べることは生きること。食を用意することは、誰かを生かすこと。自分だけでなく、家族の健康や笑顔を増やすための視点を持つことで、これから始まる長い家族生活を、妻目線から考えることができるようになる。

キャベツ料理は手軽でいい。ずっしりと詰まった冬キャベツは3月まで出回り、炒めると甘くておいしい。産前産後の女性に必要な葉酸を多く含んでいるのもいい。胃炎や潰瘍の改善効果もあるビタミンUも含まれているため気になっている方にもお勧めだ。

春には、葉の巻きがゆるく、葉の質が柔らかくなる春キャベツが出回る。こちらは生で味わってほしい。生キャベツを、塩とごま油のタレにつけて食べるだけ。青虫みたいに食べられる。

育休中こそ、最高のパパ料理の修行の場なのだ。

調理時間

15分

材料(3人分)

  • キャベツ(1/2玉)
  • 油揚げ(2枚)
  • にんにく(3かけ)
  • 卵(1個)

  • 塩(少々)
  • 粗びきこしょう(少々)
  • しょうゆ(大さじ1〜)
  • オリーブオイル(大さじ1.5)

作り方

  1. キャベツをざく切り。油揚げを水洗いして小さく切る。にんにくを薄切り。
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りがたったらキャベツを入れてしんなりするまで炒める。油揚げを加え、塩、粗びきこしょうを加えて炒める。卵を割り入れて炒め、しょうゆを回しかけして味を調えてでき上がり。
アト辛おとな味:黒七味
子手伝い:キャベツを洗う・卵を割る
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
男性の育休と、パパ料理はセット。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。料理教室・研修(情報労連やNTT労組主催の料理教室も担当)の企画・講師、NHK「きょうの料理」の出演など、パパ料理の普及・啓発を行う。㈱ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。農林水産省食育推進会議専門委員。日本パパ料理協会会長パパ飯士。食コミュニケーションアプリ「FamCook」リリース。FamCookオンライン料理教室企画・講師。
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