ビストロパパレシピ2022.08-09

16年、毎日ブログを
書き続ける理由
たらこパスタ

2022/08/17

1日も欠かさずブログを書き続けて16年が過ぎた。毎日書き始めたのは2006年3月から。2003年に長女が生まれて料理を始め、好きになったことで自分の意識が変わっていった。その気持ちを綴ろうとブログを書き始めた。

書き続けたことで、自分の人生が思ってもいない方向に歩き出す。料理初心者が、3年後にパパ料理研究家と名乗り、独立起業したのだ。設立した株式会社ビストロパパも今年14年目になる。

情報発信、備忘録、自分の気持ちの整理など、文字として書き残すメリットは人の数だけある。仕事として、文章を書く、まとめることは、必須スキルであり、専門の仕事も多くある。なにより、文書をデジタル化することで、多くの人に自分の思いを伝えることができる。

毎日続けるために一番大事なことは「楽しく書く」ことだ。書くことが苦痛なら、続けるのはつらい。だから好きなことを書こう。今朝も1本楽しくブログを書いた。個人ブログは自由に書いていいのだ。

自分の中に、何かを伝えたい思いがあればテーマを決めて書こう。書き続けることで、思いが整理され、明確に志すものが生まれる。私は「パパ×料理」で書いている。

パパが家族のために料理する。1回でも多くトモに食事をする。その楽しさを伝える先に、子どもたちの明るい未来がある。そう信じている。「だから、今日も作るのだ」。本コラムのタイトルに込めた意味だ。

おかげさまで連載が100回目となった。思いを成し遂げるために、これからも継続を楽しみたい。

先日、北海道大学の学生たちとオンライン料理教室で、たらこパスタを作った。思いはきっと次世代に伝わっていく。

調理時間

25分

材料(1〜2人分)

  • パスタ(1.4mm 100g)
  • たらこ(80〜100g程度)
  • マヨネーズ(大さじ2〜)
  • 水菜(1株)
  • 油揚げ(1枚)
  • しょうゆ(少々)

  • 水(3リットル) 塩(大さじ2)

作り方

  1. ボウルにたらこ、マヨネーズを加えてあえる。油揚げを刻みフライパンで空炒りしてカリカリになったら、しょうゆ(小さじ1)を回しかけてあえる。水菜はざく切り。
  2. 鍋に水を入れ沸騰したら塩を加え、1.4mmのパスタを入れ(5分)表示時間どおりにゆでて、湯を切る。
  3. 1のボウルに2のパスタを入れてあえる。水菜、油揚げも加えてあえてできあがり。
アト辛おとな味:タバスコ
子手伝い:あえる
ビストロパパのワンポイント・アドバイス
継続は志なり。
滝村 雅晴 (たきむら まさはる) パパ料理研究家。労働組合向け、食材セット付きオンライン料理教室の運営サービス開始。きょうの料理の出演など、楽しむ料理の普及・啓発を行う。株式会社ビストロパパ代表取締役。いっしょに作る料理動画を毎週末YouTubeでライブ配信中。ビストロパパチャンネルも開設。
新著「生き抜くためのごはんの作り方 : 悩みに効く16人のレシピ (14歳の世渡り術)」河出書房新社。
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